株主・投資家の皆様へご挨拶

国内事業の競争力強化と海外収益の拡充を 国内事業の競争力強化と海外収益の拡充を
代表取締役社長 里見 嘉重

お取引様をはじめ、株主の皆様には日頃よりご理解とご支援を賜わり厚く御礼申し上げます。

この度、2022年3月期の連結業績を発表させて頂きました。
 2022年3月期における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の再拡大や緊急事態宣言の影響により停滞しておりましたが、ワクチン接種の普及、各種政策効果や海外経済の改善等により徐々に持ち直しの動きが見られました。しかしながら新たな変異ウイルスの再拡大に伴う経済活動の抑制や原材料価格の高騰に加え、ウクライナ情勢の地政学的なリスクの影響から先行き不透明な状況は強まっております。
 当社グループの主力の取引先である電気・電子部品業界におきましては、デジタル関連需要は底堅く推移しておりますが、自動車業界は世界的な半導体供給不足及び海外におけるロックダウンの影響等による部品供給の遅延による減産と原材料価格高騰の影響を大きく受けております。
 このような状況のもと当社グループは、社会情勢の変化や需要を的確に捉え、将来を見据えた幅広い視野を持ち、高い付加価値が込められた製品を提案すること、そのような付加価値を創出する「コト作り」に注力した製品開発に繋げ、更に高いレベルでの技術サービスの提供とグローバル化を推進し、持続的な成長と顧客の信頼を獲得するよう努めてまいりました。
 この結果、当連結会計年度の売上高は49,979百万円(前年同期比13.4%増)、営業利益は2,684百万円(同2.2%増)、経常利益は3,066百万円(同6.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は、子会社であるパーカーアサヒ株式会社の繰延税金資産を238百万円取崩したこと、また前期に投資有価証券売却益1,097百万円を計上したことにより、1,521百万円(同35.9%減)となりました。

 今後の見通しにつきましては、新型コロナウイルス感染症による経済活動の制限が緩和され、景気は緩やかな回復基調に向かうことが想定されるものの、世界的な原材料価格の高騰や輸送費の上昇、ウクライナ情勢や上海ロックダウンの影響など、依然として予断を許さない状況です。
 主要顧客である自動車メーカーは、半導体不足等による生産調整により非常に厳しい状況下にありますが、当社グループとしては「私たちは、お客様の価値向上に寄与し、未来創造のパートナーとなりたい」との経営理念のもとグループ従業員一丸となり、今まで培ってきた顧客からの信頼を大切にし、顧客に対し「あ、それ良いね!」を提供する会社を目指して参ります。

今後とも変わらぬご支援を賜わりますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。